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Azukish

消えゆく世界と流れる未来に最後の灯を since 2006/4/3

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2016/01/14

大学に入ってから今までのことをログってみる試み その一(大学に入学〜2年まで)

大まかな自分自身のスペック:
現在、国立の大学院理工系電気科の2年(M2)。
6年間同じ大学に在籍。なお、今の大学は第二希望で、第一希望には大学入試で落ちた。
今年の2月中旬に修論提出して修了予定。
内定は既に出ている。
B4〜M1の時に行こうかと迷っていたが、結局博士課程には進まないことを決めた。
査読付きの英語論文を数本執筆。B4〜M1にかけて国内及び海外にて学会発表を経験済み。
現在はダメ院生として過去の結果を食いつぶして生きている。

こんな自分が大学に入ってから経験したこと、思ったことを時系列バラバラになるかもだけど、記録してってみる。
面白いか、為になるかは不明。文章的価値もほとんど無いと思う。
ただの憂さ晴らし。
なお、たぶん今回はプロローグ的なものになると思うので、読んでもつまらないかも知れない。



1. 高校まで

高校までの自分はあまり大学に関してイメージがうまくできていなかったと思う。
というのも、そうすることもできないくらいに部活や授業、遊び、ゲームなどに時間を費やしていた。
ブログを見返すと色々とやってたんだなーって思う。(そろそろウェブ再公開しないと)
まあ、そんな長々と続いてた日常が、部活が、受験勉強によって終わる。
部活がつらかった分、受験勉強は意外と楽しかった。
でも、やっぱ勉強に心が入らない時もあるわけで、部活終わった直後は爆発的に遊んでしまったりしたわけで、結局志望校には受からず、地元の大学に入学。
第一志望と入った大学とではかなり学力差が開いてて、第一志望の受験生の中ではビリの方にいた自分でも第二志望校の受験生の中では2位にセンターで数十点差付けて合格。
なお、一応二次試験もあったけど、形式の話で、特に加算とかは無かった模様。
というわけで、入った大学だった。


2.大学に入ってから部活をやめるまで

新一年生として入学式に参加。
入学式の印象は、とにかく人が多かった。
自分の大学はそこまで人数が多いわけではないけれど、それでも高校よりははるかに多くて、右を見ても左を見ても人人人で、知ってる人に会うのもかなり苦労した。
入学式やそれに関わる諸々が一段落すると、一年生はオリエンテーション的なものを受ける。
そして、それ以降は基本的に教養課程系の講義で単位を取ることになる。
教養系の講義はさわりの部分だけについて学ぶことが多く、また大半が教育学部の教授がその講義の先生となるので、分かりやすいし面白いものが多かった。
個人的には、教養系の中でも哲学や倫理などに関するものに興味を持ったが、それ以上に大きくそれが発展することはなかった。

そういえば、入学式直後あたりから部活やサークルへの勧誘が激しかったのを覚えている。
新入生の入部が大学の部活やサークルには死活問題なのだ。
というのも、部費の割当が人数によって決まるので、単純に人数が多ければ奪い取って来れる部費が多くなるのだ。
なんとなくその場の雰囲気でとある完全に体育会系の部活に入ったが、これは大学に入って数多くある失敗のうち、一番はじめの失敗だった。
夏休みくらいまで熱心に部活で練習をして、体を鍛え、マゾに近いような筋トレメニューをこなし、みたいなことをしていたが、全員に考える力が致命的に欠如していたと今になって思う。
試合に勝つためには基本的な身体能力もそうだが、如何にして勝つか、のようなストラテジー的なものも大事だと思う。
が、全員にそういう"脳力"が無く、そんな中で練習と試合とがうまく繋がるはずもなく、強い人はいるのに結果もそこまで芳しくなく・・・。
また、2つ上の先輩が人間的に自分と合わなかった。
あと、当時4年だった先輩も正直「人に厳しく自分に優しく」系統な人で、尊敬はできなかった。
まあ、そんな中で自分としてはよくやってたとは思うが、最終的には練習中に何度も襲ってくる脳震盪に耐えられなくてやめることにした。だいたい8月くらいだったと思う。

なお、そんな部活で忙しい中も、普段の講義に関してそれなりの勉強量はこなしていたと思う。
1年生では教養系のどの講義を好きなように選んで良いために受けていた講義が人によって大きく違うが、70人ほどいる同学年の同学科の学生のうち、一応GPA的に少なくとも10番以内には入っていた自覚がある。
まあ、今となってはGPAなんてどうでも良い。


3. 部活をやめてアルバイト始めた

部活をやめてから、アルバイトを始めることにした。
1年生のうちは家から大学までの登校のガソリン代と月に1万円をもらって割と文句のない生活をしていたが、もう少し色々なことに金を使いたくなったので、というのが理由だ。
自動車免許や原付きの免許の金は親に出してもらった。感謝している。
大学の授業料は奨学金として将来の借金になる。
奨学金だが、自分は高校の時にそこまで良い成績ではなかったため、二種を借りてしまった。しかし、今考えると、大学に入ってから一種を借りるのが正解だったと思う。
さて、アルバイトの話に戻るが、その頃ちょうどいいタイミングで家の近くに新しく個人指導塾ができた。
自分はたまたまそれを雑誌で見つけ応募したら、審査とか無しで明日から来てくれと言われ、そこで4年までアルバイトをすることになった。
アルバイトはそれなりに楽しむことができた。いくつか掛け持ちで派遣などもやってみたが、金儲けの効率を考えると塾のアルバイトは比較的良い部類に入るのではないかと思った。
ここでは社会人の人も小金稼ぎに来ていたりして、彼らと話したりすることで、意外とこちらも勉強になったと思う。


4. 他人に対する愚痴

アルバイトを通じて様々な人と会って話したり、中高生に教えたりすることは自分の中でなかなか身になったと思っている。
が、大学の中で出会いや友人関係というのがうまく作れたか、というとそうではなかった。
一応、実験などで学籍番号の近い人たちとは比較的友好な交流を持つことができた。
しかし、議論や話し合いでお互いにとってシナジー的な効果が得られたか、というとそうではなかった。
基本的に大学生は肉欲の塊だ。
高校の延長線上で、器量の良い女と彼氏彼女の関係になることと、そいつとヤることしか考えていない。
まあ、それ自体は批判しないが、本当にそれしか頭にないのは問題だと思う。
彼らは別に大学なんて無くてもいいのだろう。
簡単に言うと、「他人からの批判抜きにモラトリアム期間を過ごせてかつそこで自分の性欲を満たせる場所」があれば良いのだ。
失敗した、と思った。

社会人と交流を持ち、大学生と話し合いをしたりすると、非常に薄っぺら。知識量も少ない。
例えば、数IIIを覚えていない、微分積分が分からない。説明できない。
世界情勢に関して無知、新聞を読まない。
哲学や倫理学について考えたことがない。
新書や小説程度の簡単な文章すら読まない。
考えたことや思ったことを簡素なレポート形式にまとめたことがない。
プログラミングをやったことが無い、intとdoubleの違いが分からない。
電気回路の基本的な知識を知らない、キルヒホッフの名前すら出てこない。
その割に自己主張は強い。仮想的有能感に浸っている。
これはほんの一部だ。そしてそれは大学卒業時にも、院の2年になっても変わらない。

簡単に言うと、話が通じないことが多い。
普段のくだらない話、どうでも良いような話なら多分にできる。
が、レポート課題などについての話し合いで、ちょっとでも学術的な話(数IIIとかの話は学術的な話なのか?)になると途端に分からなくなる。
これが他の大学でも当てはまるのかどうかは知らない。
けれど、これが自分の大学の他学生について第一印象ではなく、話している中で思ったこと。
知り合いはできたけど、自分で勝手に頭の中で描いていた、話し合い議論して高め合う仲間〜みたいなのは少なくとも自分には無理だった。
そうではない学生ももちろんいた。一応、積極的に関わりに行こうと努力した。
とりあえず、それなりに仲良くなり、話したりできる仲になった。
一応、研究室配属されるまでそれなりの関係を維持した。
だが、何か違う気がした。


5. ボッチになってしまった理由に関する考察

今思うと、たぶん高校時代に、周りに有能な、特徴的な、周りのことを思いやれる、そういう人が多すぎたのが原因だと思う。
環境に甘えていたのだと思う。
だけど、その時の環境で周りに溶け込んでバカ話しかしない、できない(バカ話が多かったりする分には構わない、問題はそれしかできないこと)人になりたくなかった。
変なプライドが働いていたのは自覚している。そしてそれは反省するべき点だと思う。
他人を馬鹿にしていたのも自覚している。そしてそれはいけないことだと思っている。
頑なにその態度を貫かなくても、多少は肩の力を抜いても良かったと思っている。
けれど、そうすることができなかった自分は、そうしてボッチになるのを自分で選んでいった。
というか、そんな自分はボッチにならざるを得なかったのだった。

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