１. アクセスしやすくする。

多分、どこのそういう場所もそうだと思うけれど、車社会なら駐車場、そうじゃないなら駅などの公共的な施設が圧倒的に少ない。
あと、つながる道が異様に少ない。しかもその唯一の道が線路で分断されてたりする。
これでは人は来ない。

要は線路を高架化したり道を増やしたりしてアクセスの手段を増やすこと。

あと、駐車場やバスなどの公共施設を増やすことだ。

特に後者は有力だと思う。
なぜなら、駐車場が完全に寡占になっていて、値が完全にぼったくりだ。
都市部なら許されることでも、田舎で一時間200円は考えられない。
だから、路駐が増える。警察もそれは取り締まらない。
その上に老人だ。町中を車で移動するだけでも危険なことこの上ない。
それを改善するだけでも街が快適になるに違いない。




２. 必要の無いものは潰して空きを増やし、主要施設の周りに店を移動させる。

１.でそんなスペースなど無いと言い張る人が出ることは間違いない。
ただ、シャッター街なのにスペースが無いなどという事があるだろうか？

シャッターの閉まったその場所を潰して空きスペースにすることは、

シャッターを少なくしたり(見た目の向上)、

街行く人が歩く距離を減らしたり(利便性の向上)、

と、ざっと考えただけでもメリットが大きい。
主要施設の周りしか繁盛しないじゃないかという意見もあるかもしれないが、そもそも主要施設近辺も繁盛していないのだから、まずはそこを重点的にというのが理にかなっていることは簡単にわかるだろう。




３. 学校などの教育施設・研究施設を活用する。

大学や高校などが多くあるのにシャッター街だというところは、簡単に言えば、その場所にいる商売人が商売をしていないのだ。
売りたいものを売るだけの趣味をやっていると言える。
それは頑張っているのではない。
遊んでいるだけだ。
そこを変えない限り、売れないし、買いたくもない。
少なくとも、赤字の店は早めに潰れておいた方が身のためと言えるのではないだろうか。

新しい価値観を取り入れるために若者をアルバイトで雇う。
若者に向けて街の情報を発信する。
街にいる若者にどのようなものが欲しいのかアンケートをとる。

できることは色々ある。
それをしないまま売れないと頭を抱えるのは、商売に向いていないという証拠ではないだろうか？と思う。



４. 老人を活用する。

老人は基本的に暇だ。
しかも有害な者も少なくないというのは事実だ。

例えば、みんなで使うために作られたはずの公園をゲートボール用に占領したり、

例えば、フラフラ車を運転させたり、

例えば、生活保護を受けておきながら全く返す気や働く気が無かったり(これは制度上の問題もある気がする)。

このような地域の困った老人たちを上手く活用する方法はないだろうか？
どのみち暇でどうしようもない人生(多少失礼か)を送っているのならば、街の宣伝をさせたり、街のオリジナル商品を作らせたり、街の治安を守ったりさせても良いのではないか？
今まで様々な手法で若者たちから養分を吸い取って私腹を肥やしてきたのだから、多少は街に栄養を還元しないと枯れるぞと声を大にして言いたい。




このように少し考えただけでも多くの方法がある。
もちろんデメリットも小さくはないとは考える。
ただ何もせずに沈んでいくよりは、何かアクションを起こした方がいいのではないかと考える。
とはいえ、自分も含めた周りにそんな力のある者がいないのも事実(意識高い系勘違い学生だとか、頑固なだけオヤジとか、夜になると沸くバイクの若者ばかり)。
やはり、最終的にはまとめるリーダー的な素質を持つ人が必要なのだろうか。。。