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Azukish

消えゆく世界と流れる未来に最後の灯を since 2006/4/3

2024/04/29

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2014/12/16

正直者はバカを見る。

はじめに。

正直で実直で、それでもって少しだけ舌っ足らずな人はバカを見る。
今まで色々な状況を見てきて、様々な人が苦しんでいる。

学問に真っ直ぐ向き合いすぎて心を壊した人だとか、
上司と真っ向からぶつかっていって泣いた人だとか、
夫の言うことに否定することを許されない人だとか。

そういう正直で実直で、それでいてどうしようもない人達はバカを見る。
それが自分の今まで生きてきた中で得られた今のところの結論だ。
それをどうすれば良いのか、少しだけ考察してみる。




問題点と一般的な解決法について思うこと。

確かにおかしいとは思う。
ただ、そこで「社会の構造が」だとか、「法律の整備が」だとか、相手を変えることを前提に話を進めてはいけないのだと考えている。
というのも、自分ももしかするとそういう立場にいるかもしれないらしく、相手を変えようと説得を試みてうまくいった試しが無いのだ。

かといって自分がそれを苦にならないように変わろうにも無理がある。
例えば、全て相手の言いなりになって何も感じないような考え方をすれば、確かに自分としては解決した気になるかも知れない。
そして、それを解決した!と喜ぶ人ももしかしたらいるかもしれない。
ただ、それは多分、鬱への第一歩なのではないか、と。
心を何も感じないようにして、何が解決したのだろうか?と。
そう思うのだ。

ではどうすれば?

それが分かればこんな世界、ストレスフリー過ぎて鬱になる人が出るのではないかと。
まあ、個人的に出した結論で、将来変わるかも知れないし、「それができたら苦労しねえよ!」って自分でも思うし、そもそも解決に至っていないわけだけれども。
それでも備忘録的にここに書いておこうと思う。
多分、自分でも将来的にそういう立場になって、そう言わなければいけないから。

勇気を持て。やめると言え。

ただそれだけ。
それを切り出すことができなくて、何度も苦労した。
現に、それができなくて今も苦労し続けている。

無理だと思ったらやるな。
ただ、背伸びすればできて、かつそれが将来の自分のためになるなら、それを最低限の条件として、やってみるという選択肢も捨ててはいけない。
ただし、どう考えても時間の無駄、または***自分の***ためにならないならば、潔く言え。
なぜなら、あなた自身は十二分にその環境に尽くしている。
だからこそ、悩んでいる。

愚痴。

だってそうでしょう?

例えば、
今ここで自分がやめてしまったらこの環境は立ちゆかないだとか、
自分がやめる事でこの環境に恩を仇で返す事は義理に反するとか、
皆が頑張っているのだから当然自分も同じように頑張るべきとか。

そこまで自分を犠牲にして何になる?
それでいて「社会の歯車になりたくない」だとかよく言えたものだ。
頑張らなきゃいけないのはなぜだ?
誰のために頑張っている?
利他?義理?偽善?
で、それを成し遂げた先に何がある?
自己満足?恩の安売り?社会への嘆き?

相手を大切に思うなら、その環境を大切に思うなら、まずは自分を大切に思え。
そうしないと、潰れる。

誰もが一番初めに考える「自分」にもっとフォーカスを与える。
それだけで、少しだけ、余裕を持って前を向き直せる。
そんな気がした。

あと、その環境への奉仕を一切せず、甘い汁を吸うだけの害虫は、さっさと失せてくれ。
多分、田舎(笑)に優雅(笑)に上を向いて歩こうwwwなんて歌いながら団塊世代(笑)と仲良く過ごせるだろうよ。

色々と不条理な現実を目にしてしまって、ついキーボードを叩いてしまって。
などと、愚痴ってみた。

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