忍者ブログ

Azukish

消えゆく世界と流れる未来に最後の灯を since 2006/4/3

2024/05/01

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

2012/11/11

【備忘録】Fedora17 With WIndows8(デュアルブート)【前編】

この記事は、Windows8とFedora17を共存させるための方法を載せた記事です。
が、ハードウェアがUEFIとかセキュアブートとかに対応していない場合にしか効果がありません
ので、UEFIに対応しているようなPCを買ってしまった場合は、仕方が無いので、Linux側が対応するか、Microsoft側が折れるかするまで待つか、非公式のファームウェアを入れるかしましょう。
また、この記事の方法は、備忘録的に書いたため、この記事に従ってインストールを行った結果、パーティションがおかしなことになったりだとか、その他、パソコンに重大なダメージを被ったりしたとしても、この記事の著者であるAzukiはまったく責任を負えません。

以上のことを理解した方のみ、↓の「ここから開始」をクリックして読み進んでください。
自分は、windows7とFedora17の共存は、
@IT Linux Tips「Windows VistaとLinuxを共存させるには(Windows Vista編)」
を参考に行っていたのですが、windows8になってからは、どうやらBIOSからMBRにアクセスし、そこから各OSを読み出すという動作をしなくなってしまったようで、この方法は使えなくなってしまいました。
よって、今回は、LinuxのブートローダであるGRUBをMBRにインストールし、そこからwindows8とFedora17や他のOSなどにアクセスする方法を書きます。

なお、上記にも述べた通り、UEFIがオンになっている場合、BIOSを経由しなくなり、ダイレクトにwinodws8が起動してしまうため、今回の方法ではダメだと思います。
UEFIやセキュアブートがオンかどうかを確認するためには、
Diary on wind「WindowsがUEFIを使用していることを確認」
が参考になるかと思います。

では、説明に移ります。
まず、windows8を普通にインストールします。
自分の場合、1200円の優待プログラムを利用し、windows7からクリーンインストールしました。
他にも方法がありますが、とにかく普通にインストールしてください。
なお、windows8が起動しなくなった場合に備えて、この時点でwindows8のインストールメディアを作り、また、バックアップすることを強くおすすめします。

その後、Fedoraの起動ディスクorメディアを作成します。
CDやDVDに焼ける環境がある場合は、ISOをダウンロードしてきて、インストールするのがいいと思います。
ネットブックなどでUSBメモリしか読めない場合は、
Linux Computing「Fedora 17をUSBドライブから起動する」
などを参考にUSBメモリの起動ディスクを作ってください。
なお、今回はUSB版LiveCDからのインストールとします。
おそらくFull版のDVDでも同じような操作になるかと考えられます。

BIOS画面でUSBメモリから起動するように選択します。
ファンクションキーやEscキーを押すとそのような画面になると思います。
メーカや機種毎に変わるので詳しくはPCのマニュアルを見てください。

起動に成功すると以下の画面が出ると思います。
StartFedoraを選択し、Enterを押します。
Unetbootinを使用した場合は若干違うような画面が出るかも知れませんが、それっぽいのを選んでください。


成功すると、次のような画面が出ると思います。
どちらでもいいのですが、Install to Hard Driveを選択します。
もしもTry Fedoraを押したとしても、左上のActivityを押したときに出る画面で、左側のアイコンの一番下のところに同じものがあるはずなので、問題はありません。


まずは、キーボードレイアウトの設定です。
日本用に出荷されたPCならば、大体全部Japaneseで大丈夫だと思います。

次にデバイスの設定ですが、何もなければそのままNextでOKです。

すると、コンピュータの名前を設定する画面になります。
適当に決めてください。そのままNextでも大丈夫です。

次は、時間の設定です。
住んでいる国を選びます。日本ならば、Tokyoです。

そうすると、Rootのパスワードです。
このパスワードが盗まれたり、解析されたりすると、パソコンが乗っ取られます。
できるだけ分かり辛く、かつ自分が覚えていられるようなものにしましょう。なお、6文字未満だと怒られます。

次はパーティションの決め方です。
今までのFedoraの設定も同じでしたが、
Use All Space・・・すべてのパーティションを消して、新しいFedora用のパーティションをつくる
Replace Existing Linux System(s)・・・windowsやMacなどのパーティションは残してLinuxのパーティションはすべて消してそこにFedora用のパーティションをつくる。
Shrink Current System・・・存在するパーティションを縮小して空いたところにFedora用のパーティションをつくる。
Use Free Space・・・すでに空いている部分にFedora用のパーティションをつくる。
Create Custom Layout・・・自分でこの設定を決める。
と、なっています。
今回はCreate Custom Layoutにします。
自分のPCでやったところ、起動ができなくなったので、他の形式を選んだときは、ここでは、Use LVMのチェックを外します
LVMはFedora用のフォーマット形式のようですが、いまいち他のディストリビューションと整合性がとれていなくて、デフォルトでは読めないようになってしまいます・・・。

次の画面でパーティションの設定を決めます。
今のPCは性能が良いので、特にスワップは無くてもいいような気がします。
ので、Standard Partitionを選択し、Mount Pointに/を割り当てます。
/bootや/homeなども他のパーティションで設定できるのですが、いまいちメリットを感じたことがありません。
多分、Ubuntuなどとマルチな環境にするときにホームを統一すると良い事があるのでしょう。
まあ、今回はデュアルな環境ですので、Force to be a primary partitionにチェックを入れ、/にします。
Fixed Sizeなどは適当に決めてください。
なお、Additional Size Optionは、
Fixed size・・・Size(MB)にできるだけ近づける。
Fill all space up to (MB)・・・ごめんなさい、使ったことがないのでよくわかりません。
Fill to maximum allowable size・・・Size(MB)に関係なくすべての空き領域を割り当てる
というような感じです。
自分はFill to maximum allowable sizeを選びました。
あと、ここでFile System Typeとはフォーマットの形式です。
他のLinuxでも読む可能性があるならば、ちょっとセキュアではありませんが、ext2やext3にしておくと幸せになれるかもしれません。
windowsでしか読む可能性の無い方はext4のままで結構です。
Ext2Fsdなどを使うことによってLinuxパーティション下のデータを読み出す事ができます。

次は、ブートローダの設定です。
今回は、MBRにブートローダをインストールするため、そのままNextを押してください。
個人的には非常にATOMICな感じがしたのですが、致し方無かったです。

そうすると、インストールが始まります。
このまま普通にいけば、普通に使うことができます。
普通に進んだ場合は、これでおしまいです。
最後に魔の言葉、「There was an error installing the bootloader. The system may not be bootable 」と出てしまった方は、次の記事に進んでください。

拍手

コメント













カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

アーカイブ

AD

Azkishはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによって サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。