大学で非常にしんどくて身にならなさげな集中講義しか無いので(講義をするような)、それについて考察をしてみる。
1.僕の大学の集中講義の問題点
まず、問題点から見ていくことにする。
問題点は全部で3つある。
1. 時期
大学の夏休みが始まってから一週間空いて、二週目から始まる。
2. 内容
ずっと映画を見続けてそれの感想だとか、教科書一冊をまるまるテストに出すとか(しかもあまり重要じゃ無い内容ばかり出た)
3. 評価
全ての時間を寝ていても取れた単位がある一方で、長ったらしくて教科書の内容しか離さないような講義でがっちりテストして漏れたら面倒なレポートというような単位もある。まちまちすぎる。
2.仕様的な問題について
・集中講義は時期が限られているので、その内容に関してたったの1週間かそこらで頭に全て叩きこむのは難しい。
・受ける人間の学科がバラけているので、その講義に有利な人と不利な人が存在し、レベル設定が難しい。
・わざわざ夏休みに出なくてはならないという点から、モチベーションの低下(学生・教授の双方)。
3.問題の解決法
時期を調整する。
教科書をまるまるやるのではなく、その中から特に重要な内容に限って講義に出す。
モチベーションは低くて当然なので、それをどうにかして上げるように講義内容を工夫する(特に重要)。
僕の大学では資格に関する重要な講義の大半が集中講義によってなされている。
単位さえもらえればあとはどうでもいいと思っている人が大半なのは言うまでもない。
それは確かにどうかと思う。だが事実だ。
その事実の受け応え方で集中講義のレベルが決まっているんじゃないかと最近になって思った。
つまり、
講義を難しくする教授の考え
「集中講義だからといって甘くするわけにはいかない。普段の講義と同じように厳しくすることで学生が切磋琢磨し、理解が深まる。」
講義を甘くする教授の考え
「集中講義は単位のために受けている学生が大半である。ならばあえて厳しくすることはしない。そうすればお互いにとって楽だし、高校でも学んでいないような専門的な内容を一週間で取り扱うのはそもそも不可能だ。」
というふうに思っているのではないだろうか。
これらの教授に求められるのは、
講義を難しくする教授
単位が取れれば良いという学生にがちがちに縛った科目をやっても(しかも相当につまらない)、無意味だ。ならば学生同士に議論させるなど、後のために多少なりとも有利になるような講義をやるべきではないだろうか。
講義を甘くする教授
講義を甘くするということはその科目を努力している学生の評価を下げることにつながる。モチベーションのある学生のやる気を下げることは社会にとっての不利益だ。なので、講義は甘くても、内容はしっかり、そして評価は努力した学生ほど高くなるようなやり方でなされるのが好ましい。
ということではないか。
と、まあ、こんなことを述べても、変わらない人は変わらないし、つまらない講義をする教授は一生つまらない人間なのは仕方ないかな。
あと一つだけ。その講義が面白いかつまらないかを判断するのは教授ではなく学生である。そのことをSNSに書き込んだくらいでギャーギャー喚くなと言いたい(僕ではない)。
あと、つまらない講義をわざわざ単位のためだけに受けてやってるんだから、別に他の人に迷惑がかからない程度なら内職だとかしててもいいんじゃないのか?とも思う。つまらないというのは動きようもない事実なんだから、それを注意するくらいならまず自分から直せよ・・・。とか思ってしまう、バカな俺。
P.S.そもそも資格に必要な単位に関して集中講義を撤廃したらいいんじゃなかろうか・・・・?