俺みたいにボロ雑巾並で糞ったれな価値しか持てない奴にならないように、勉強して自分の存在価値をある程度まで築き上げといた方が安泰だ。
それが今、胸を張って言うことのできる唯一の言葉。
この環境がとても心地よいなんて言ってる人もかなりいる、そうは思う。
確かに見る人によっては悪くはない環境だ。
でも、四方八方が塞がれて、閉塞感がひどい。
気を抜いたら多分、涙が流れるどころの騒ぎじゃない。
もう1年以上も過ぎちゃったのか。そりゃ記憶もとびます色あせます。
「一度、『居心地の良い場所』というものを味わってしまうとその快楽からなかなか抜け出せなくてね。」なんて口が裂けても現実じゃ言えないレアリテ。
ついつい昔の事と今の事を比べてはかたをすぼめてしまう。そのたびに心地良い罪悪感。もう感じたくもない。
現状把握もできちゃいない。自分がどんな状況に置かれてるのか見ようともしない。思わない。
現実逃避がこんなにも辛いことで、こんなにも疲れることだなんて、思いもしなかった。
いい加減、見ろ、とは思うのだが、たぶん、もう、タイムオーバー。時間切れ。
だがしかしでもなおそれでもところが、思ってしまう。
「まだ、時間切れじゃないはず」
ばーか。もう、とっくの昔に終わってんだっつーの。
いまさら夢物語を描けるほど世間ってのは甘くはねーんだとよ。
昔、今の俺じゃない俺が見た、そんな世界は回ってた。
今は目が濁ってるセイか、止まって見える。
まあ、もともと、心は黒く濁ってて、救いようはありませんでした(精神科的なスタンスから見た台詞【自作自演乙】)
さてさて、お集まりのみなさまがた。
耳かっぽじってよく聞け。
俺は無価値の人間だが、無価値の人間が生きてちゃ悪いなんて法律はどこの国行っても無ぇんだよ。
だから、せめて、自分の生きる権利くらいは自分で調達していきます。
いつになったら、この変な願望は消えてくれんのか。
いつになったら、過去の事なんか振りきれるのか。
世界はいつだって興味の対象だ。