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Azukish

消えゆく世界と流れる未来に最後の灯を since 2006/4/3

2009/07/09

そしてまた金曜が来る

鬱だ・・・。
金曜は鬱だ・・・。
生産性の無い授業、ゲーム感覚の毎日、酔狂な友情、浅はかな行動・・・、それらがすべて僕に向かって襲い来て、僕の胸ぐらをつかんで奈落の底に突き落とす。
その最大の憂鬱は金曜にある。
と、まあ、これは誇張表現かもしれない。でもそれくらい金曜は嫌いです。

知識を積めば積むほど、希望をつかめばつかむほど、夢を追いかければ追いかけるほど、本当に見たいモノ、触りたいモノ、掴みたいモノ、追いかけたいモノ、希望や夢とよべるモノが小さくなっていく。
自分のしたいことが分からない。
それは、傲慢で、ずっと迷うことが、権利なのかもしれない。
だって他人は迷うことなく、決めたら進むしか残っていないから。
ただ前に向かって進む。
だから・・・?
だからなんだ?
決めたら進む、常識かもしれない。でも、それで他人を蹴落としてまで前に進みたいと、そう思うか?
浅はかだ。
自分なんて何恒河沙、何阿僧祇の中の小さな太陽系の、そのまた小さな地球のなかに閉じ込められて、しかもその中の人間、ホモ=サピエンスとかいう生物の中でも65億分の1の小さな、本当に小さな存在にすぎない。
でも、それでも、周りにいる奴等の体はまだ温かい。
いつか、はかなく、もろく、粉々に砕け散って消えてしまう存在のくせにまだ温かい。
その温かい、隣で自分に向かって笑いかけている奴の顔をぶん殴って、自分の為に話しかけてくれる奴の腹をぶち破って、前に進みたい、皆はそう思うか?
分からない。
たかだか無量大数程度の演算能力しかない数字で人を勝手に識別し、感情も、涙も、愛とか憎しみとかいう薄っぺらな感情で押し流してしまうアンタらの感覚が分からない。
殺気・・・、人はそう呼ぶのかも知れない。
この衝動を、この嗚咽を、この悲しみを。
知ったことでは無い。
勝手な「カミサマ」なんて呼ばれる奴等に、自分たちは胸に杭を、「聖なるテッツイ」とか呼んで打ちつけたり、頭を平気でかち割ったり、何もしないで餓死する奴を見殺しにしたり、俺は、アンタのやってることが分からない。
「カミ」は人を裁く。
「ヒト」はそれよりも下等な生物を裁く。
「セイブツ」は裁かれ、「カミ」は裁く。
だったら「カミ」なんて必要ない。
何かの命を何とも思わぬ人や、必死で生きてる俺らを侮蔑する神なんて、必要ない。
何もかも、もしも、理由もなく、ただ、「存在」しているに過ぎないなら・・・、
そっちの方が楽かもしれない。でも、もしそうならば、
こんな世界、必要無い。
ただ、破壊と殺戮があるだけの世界なんて・・・。

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