冷たい部屋
冷たい木の床
冷たい心臓は未だに脈打っていて、
冷たいドアの向こうには一体何がある?
寒い心の中はいつしか
寒くてどす黒くて、
もう、何も残らないのかもしれない。
暗いこの部屋の中に、
暗い私がいて、
暗い朝の光は二度と私を照らさないでほしい。
何もない部屋の中には、
ぽっかりと空いた虚無の空間。
いつしか私は、
それに憧れていた。
──もう戻れない
声が聞こえる。
関係無い。
私に言っている声じゃない。
──もう戻れない
知ったことか。
でもどうして?不思議と声が心で反芻される。
痛い。身が引き千切られそう。
でもその痛みをこらえて、
私は今日、そのドアを開いた。
もしかしたら一抹の光を、
その時の私は求めていたのかもしれないが。
朝の3時からゆめにっきのアレンジ曲(jahveyさんという人が作った)を聞くと、いろいろとハイになってきます。