言葉って不思議。
なんで唐突にそういう事を言い始めたのかっていうと、特に理由は無い。
ほら、ブログって日記みたいなものだからさ。
で、言葉ってとても不思議なんだ。
何がそんなに不思議かって言われると分からない。
たくさんしゃべると意味が薄くなるし、
的確な言葉は何か物を連想させる。
言葉少なだと意味が濃くなるし、
濃くなったからといって内容があるとは限らない。
何かしゃべったって誰かに通じるわけでもないし、
誰かに通じるわけでもないと知ってるのにしゃべるのを止めるわけでもない。
言葉って不思議。
何が不思議って分からないくらいに不思議。
不思議かどうかも分からないくらいに不思議。
でも日常的に使ってる。不思議なものを使う不思議。
日常的に使うぶんには不思議と疑いをさしはさむ必要も余地もない不思議。
不思議という言葉が不思議。謎めいてる。
何が謎めいてるかは分からないけど、とにかく謎めいてるんだ。
そんな言葉を使って、文たちの支配者になるのが、僕達、”自称”小説家。
なんで”自称”かっていうと、僕達が言葉や文を操ってるわけじゃなくて、言葉や文に操られてる。
使ってるつもりでいるけど、そうなんだ。
僕達は、きっと、僕達が”僕達”である限り、言葉のしがらみというのを抜け出すことはできないんだ。
だから、不思議。