fedoraの21が出ました。
とは言っても、Linuxのディストリなんてめちゃめちゃ多いわけだし、10年くらい前まではDebian vs fedoraみたいな感じの構図もあったわけですが、Linuxという分野に限って言えば、Ubuntu系(これは元々はDebian系列だったわけだが)にみんなシェアを奪われちゃってるっぽいですな。
(参考:
[Sy] Linuxディストリビューションの人気比較&Linux自体の人気の推移に衝撃を受けた。 | Syntax Error.)
自分に関して言えばfedora Core 5でLinuxを初めて触って、UbuntuとかMintとか時々PlamoとかMandrivaとか色々と転々としてきたわけですが、やっぱり最終的にfedoraに戻ってきてしまって今に至るわけです。
で、そんな中で、満を持して(?)、fedora 21がリリースされたわけです。
今回からは開発名が無くなるということですが、個人的にはシュレーディンガーの猫とかハイゼンバグとか、面白い名前を期待してた自分にとっては若干残念ではあります・・・。(
Fedora 21はコードネーム無し | スラッシュドット・ジャパン Linux)
また、中身に関して言えば、今回からは、用途に応じて3種類のエディションが公開されるようですね。(
「Fedora 21」が公開、Cloud、Server、Workstationの3エディション構成に | SourceForge.JP Magazine)
まあ、自分は普通にデスクトップOSとして使ってるので、迷わず
Workstationを選択しましたが、こういうのは使う側にとってはありがたい反面、
メンテナは大丈夫なのか?と心配になりますね。
参考にはならないとは思いますが、自分の環境でfedupしたので、それについて続きで書きます。
で、まあ、いつもならクリーンインストールするところなのですが、ノパソにクリーンインストールしたら、GNOME3がアプデしたらしく、なんかメニューバーのところが全体的に
真っ黒になってしまったのです(下図)。
で、とりあえず、fedupでインストールしてみた次第です。
コマンドは下で。
# fedup --network 21 --product=workstation
これだけです。あとは再起動して、GRUBの画面でなんかUpgradeとかなんとか書いてあるやつを選択すればおkです。 寝る時にやったので、どのくらいの時間がかかるかはちょっとわからないです。
で、結果、
変わらねえじゃねえか
さらに問題が発覚!
Drop BoxとかVirtual Boxのレポジトリが見つからないとかyumのエラーが出てしまいました。
なので、yumが出した解決策(解決になってないが・・・)をそのまま入力します。
# yum-config-manager --save --setopt=Dropbox.skip_if_unavailable=true
もしレポジトリがダメならスキップしてね(はぁと)という恐ろしい設定だな・・・。
まあ、これは適当に暇があったら解決しましょう。
それまでは公式からRPMをダウンロードしてきてインストールするしか無さそうですね^^;;;
とりあえず、端末のイケてないメニューバーを戻すために作業を続けます。
まず、gnome-tweak-toolとかいうGNOMEの設定をあれこれするためのツールをインストールします。
# yum install gnome-tweak-tool
で、Tweak Toolを起動し、Global Dark ThemeがONになってたら、こいつをOFFにします。
これでもダメということで、今度は端末の方をいじります。
Gnome Terminalでメニューの[Edit]->[Preference](日本語環境の場合は[編集]->[設定]?)を選択。
で、"Use dark theme variant"とかいうやつのチェックを外します。
これで、
無事解決!
なぜこんなまどろっこしい設定にしたのかは謎ですが、とりあえずうまくいきました。
こんなので3時間とか格闘してたよ・・・orz
P.S. デスクトップ環境は、GNOME 3のFallbackModeとか、XFCEとか、Enlightenmentとか、色々試したけれど、やっぱり最終的にGNOME 2風のCinnamonに落ち着いてしまった。
ただ、この環境、時々フリーズするのよね。安定性に若干の難があるみたい。
なので、そうなっちゃったら、Ctrl-Alt-F2でコンソール画面に切り替えてXを殺すのが良いっぽい。
・・・え?常識っすか^^;;;;