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Azukish

消えゆく世界と流れる未来に最後の灯を since 2006/4/3

2015/03/11

Nikon Auto 135/2.8 (Cナシ、SN=28xxxx)の分解


骨董市で値切って500円程で買ってからずっとカビ取りしたいと思ってたレンズを分解清掃しました。
シリアルナンバー(SN)的にマルチコートが入る前(135/2.8Cになる前)の最後のモデルだと思います(とはいえ最終ロットとかではない)。
この記事の内容を実践することはおすすめしません。
壊れたとしても自己責任です。それを修理屋に持ってくのもどうかと思います。
また、この記事を見て素人修理したものをオークション等で転売することは避けたほうが良いと思います(最近はハイパーな連中が云々)。

あと、変なテンションで分解しながら写真撮って、その記憶を頼りに書いてるので間違ってるところがあるかもしれません。
その場合は訂正していただけると非常にありがたいです。


準備

必要なものとしては
レンズ本体
精密ドライバー(マイナスの1〜2mm程度のものが数本)
清掃する場合は無水エタノールとか。

手順


まず、内蔵フードを引き出したところにあるネジを外します。
上図の四角く囲ったところにあるやつです。
で、ネジの付いてた部分をねじって外します。


内蔵フードとその下の部分を外したところが上の図です。
レンズの焦点距離とかSNとかが書いてある銘板は外す必要はありませんが、前玉を綺麗にする際は外した方が綺麗になると思います。
なお、この銘板はたぶん内蔵フードとかを外しておかないと外れないと思われます。
で、この時点で前群ユニットをねじれば抜けるはずです。


倒すとこんな感じになります。
ピントリングを外すために、上図で四角く囲った部分にあるピントリング上のネジをすべて外します。
たぶん、全部で5、6本あると思います。
で、ピントリングを引っこ抜きます。


ピントリングを引っこ抜いたところです。
四角く囲ったところにある非常に小さなネジを外します。無くさないように気をつけてください。
ネジを外すとそのネジで止まってた部分(レンズ上部の黒いリング)が外れ、後群ユニットが絞りごと外れるようになります。
今回はレンズ清掃が目的なので、後群ユニットをねじって外して清掃します。

以上で分解は完了です。
戻す際は、絞りとかが結構大変ですが(うまく噛みあわせないと絞りが閉じない)、まあちょっと時間をかければすぐに元に戻るかと思います。

ネットを見てると、このくらいの時代のニコンの望遠を分解してる方が結構いるようですね。
ありがたいです。参考になります。

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