消えゆく世界と流れる未来に最後の灯を since 2006/4/3
男は体、女は財布を見る。
体と金の対価交換のことを”愛”なんて呼ぶというのなら、そんなのは必要ない、と理性は物申している。
が、莫迦な僕は理性だけで生きている人間では無い。
というか、理性だけで生きられるのならば、どれだけ簡単なことか。
だって、自分の利益だけを追求して生きるのだから、それは非常に簡単なことだ。
だが、それを許さない本能がいる。
どうして僕はこんなにひねくれて考えるんだろ。
複雑な経緯はあるかもしれないが、考えたくない。
きっと、一段落してバーンアウトに陥ってるに違いない。
バーンアウトの感覚は好きだけど、このやる気の無さはどうにかしてほしい。
気がつくと何もしていない。
そんな自分を僕は見下しながら、背徳の気持ちの良い冷たさに身を投げ出してしまう。
ああ、心地いいな