だけど、もっと些細なレベルで、例えば、三脚立てて撮影している人の前を歩いてしまったりだとか、人の邪魔になるような所で撮影を始めてしまったりだとか、歩いてくる人に気付かなかったりだとか、そういうことはいくつか思い当たる。
謝ることもあるし、やっちまったなぁ~なんて後で反省・後悔することもある。
一応、「邪魔はしない」のスタンスで写真を趣味にしていきたいと思っている。
でも、時々自分のポリシーすらも破って壊してしまうことがある。
もちろん偶然なときもあるし、気付いていたけれど、やってしまったっていうこともある。
イルミネーションの撮影をつい先日やってきたが、一応誰にも目につかないような場所で、まるで影になったような気分で撮影をしていたのは事実だ。
でも、これすらも、もしかしたら、その辺を歩いていたカップルを不快な気分にさせたりだとか、子供連れの人たちを不安にさせたりしたのかもしれない。
もしかすると、暗かったから三脚を立てて撮影したのがその原因かもしれない。
個人的には気をつけたつもりだったが、そういうこともあるのかもしれない。
もちろん、三脚は移動時には最小限に縮小して、歩行者の邪魔にならないように肩に担がずに、両手で持って歩いたし、カメラも、警戒心を少しでも無くすために(大きなズームレンズを持っていないのもある)、コンパクトなレンズを持って行った。
でも、それでも、もしかすれば、マナー違反なことをしてしまったかもしれないし、そのために残念な思いをした人がいたのかもしれない。
その人たちにはもう謝ることもできないし、謝ったって済まないかもしれない。
それは過去の出来事で、起きてしまったことに干渉はできないから。
でも、そういうことが積み重なって、いつか、「カメラを持っている人=危険人物」っていう方程式ができてしまったんじゃないかと思う。
そして、その結果が、あちらこちらに「写真撮影禁止」、「カメラ持ち込み禁止」、「三脚禁止」、「カメラヲタクは気持ち悪い」、「一眼レフ=カメラヲタク」、「鉄道マニアはいなくなればいい」っていう規制や一般論に反映されてしまうのだろう。
その負のイメージを壊すことも、正のイメージにとって代えることも、もう不可能なくらいにそれらが染み付いて、より一層カメラを持っている人・向ける人への攻撃的意識に結びついている。
それは非常に自分たち、大部分のカメラが趣味の人たちにとって悲しい出来事で、決してプラスの要因にはなり得ない。
だからこそ、今、ここで、「本当に自分たちがマナーを守れているか否か?」という自分に対する問いを投げかけることで、少しでもマナーが向上できればいいなと思う。
もちろん、こんな小さなブログで喋ったところで効果はゼロに近いだろうけれど、それでも言わずにはいられなかった。
できれば、大きなカメラ雑誌で堂々と紹介してくれれば、それが一番なのだろうけれど、そんなのカメラ雑誌的には利益にならないことだから、取り上げてくれるかと言われれば、多分無理なのだろう。
それに、そのマナーを問うようなページを見るような人は総じてマナー向上に多少なりとも意識を持ってくれる人で、まあ、それでもそれなりに意味はあるのだろうけれど、効果は小さいと思う。
で、結局、規制がもっと強まることが最高のマナー向上につながるのかもしれない。
ちょっと悲しいことだけれど、それが最も効果的ならば、それも仕方のないことなのかもしれない。
だからこそ、せめて、そうなるようなことがもっと先のできごとになるように、ちょっとここでカメラのマナーについて、インターネットを使って呼びかけさせていただきました。
何か、気になる点があれば、コメントで突っ込んでいただいて結構です。
が、自分はその具体的な方法について提案もしなければ、ああしろこうしろと強く主張するわけではありません。
自分はただ、「マナーについてちょっと自問自答してみようよ」って提案をさせていただいただけです。
この記事を作成する際にいくつかのブログや掲示板、その他のウェブページを参考にさせていただきました。
いくつか下にブログで良い記事を載せておきます。
全部TBさせてもらいました。もしも迷惑だったらお手数ですがコメントで宜しくお願いします。
カメラと過ごす時間「撮影マナー」
今夜もeat it 「撮影のマナーについて」
IkukoDays 「思うところ。」
こうして記事を書くことが、アマチュアカメラの未来に少しでも足しになると思えば。
1. 無題